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印刷製本に関して

印刷後の断裁作業について

印刷製本における用語 

裁ち落としと言うのは印刷後の断裁作業で、切り落とされる領域の事を意味しています。例えば、A4仕上がりの冊子などを作るためには、A4サイズよりも大きめの用紙を利用してプリントをして、余白部分を断裁作業で切り落としてから製本を行うのです。また、どこで切り落とすのかの目安になるものをトンボと呼び、トンボの位置でカットをして裁ち落とすのです。尚、最近は印刷の時にDTPを利用して文字組を行ってページレイアウトを作り出していくのですが、組版を行う時には余白部分に切り落とす目安となるトンボを入れて有ります。また、トンボは切り落とためだけではなく、折り目になるトンボも有るのが特徴です。

何故「裁ち落とし」が必要なのか 

一般的なコピー用データは、実際の印刷物ができあがるサイズよりも天地左右をおよそ3mm大きくしてつくります。この3mmの部分は後で断裁されるのですが、この部分のことを、もしくはこの部分を断裁することを「裁ち落とし」と呼びます。工場などでは大量に印刷物をつくるために大きな紙に何面も並べてコピーしてから一気に遮断する、という方法を採用しています。紙をピッタリの大きさに切るのは結構大変です。ましてや工場だと大量の紙を重ねて切るのですから、寸分の狂いもなく仕上がりピッタリの大きさに切ることは不可能です。多少のズレは必ず生じますし、ズレたところにはどうしても白い隙間ができます。そこで多少ずれてもいいように、仕上った時のサイズより大きめに「裁ち落とし」をつくります。こうすれば白い隙間もできないくなります。

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